ベンガルのカラー
■ ベンガルのカラー(毛色)
・ブラウンタビ―・・・最もポピュラーな毛色です。オレンジ色、赤茶色、ダークブラウンなどがあります。明るい赤茶色が特に良い色とされています。また、黄金色に輝く被毛をグリッターと呼びます。
・シルバータビ―・・・シルバーグレーで、アメリカンショートヘアの遺伝子で作られた毛色です。黄色味の無いクリアーな銀灰色に黒い模様があり、シール・シルバー・リンクスポイント等スノーとの組み合わせも認められる。一見、アメショとよく似ていますが、アメショの場合は、サイドの渦を巻いた模様が良いとされますが、ベンガルの場合は渦があると柄としては、マイナスとなります。
・スノータビ― ・・・象牙色にこげ茶色(シール・ブラウン)の模様がありユキヒョウに似ている為、【スノーベンガル】と名付けられました。正式名称は、シール・セピア、シール・ミンク、シール・リンクスポイントの3種類です。
・シルバー・スノー・ベンガルは、通常のスノー・ベンガルよりも白っぽく淡い地色をしており、薄らとレオパード模様が確認出来ます。正式名称は、シール・シルバー・リンクス・ポイント、シール・シルバー・ミンク、シール・シルバー・セピアの3種類です。
・スモークタビ―・・・近年認められたスモーク・タビーはエジプシャン・マウのスモークに似ており、シルバー・タビーに薄墨を重ね塗ったような毛色をしています。公認される以前から、スモーク・ブラックの子猫は時々生まれていましたが、ブラウン、スノー以外の毛色は欠点とされていました。
・その他・・・・・・非公認ですが、ブルー・タビー、ロングヘア等が稀に生まれます。品種のスタンダードから外れるため、繁殖やキャットショーからは除外されます。また、メラニスティック(ブラック・ベンガル)と呼ばれる個体は、外見は普通の黒猫のようですが、光に当てると黒豹のようなレオパード模様が確認できる非常に魅力的な被毛です。ロングヘアにつきましては、個別の品種として確立しようという活動が始まっています。